海外逃亡生活⑥-留学生におススメ! ドイツ観光スポット ハイデルベルク編‐
とは言っても、私は観光業者でもなく、ドイツに住んでいたというだけであって、全ての街、観光地を訪ね歩いた究極のドイツ通でもなんでもありません。
ただ自分が住んだところや訪ねた街の中から、心が動かされた場所を紹介してみようと思います。
ハイデルベルク
ドイツの南西部に位置する街です。
ドイツ最古の、ハイデルベルク大学がある学生の街と言われています。
渡独当初、ここでホームステイをし、語学学校に通いました。
初めて住んだ街であり、初の海外生活の始まりの地でもあるので、かなり思い出深いですね。
ここの魅力はなんといっても街並みのキレイさ。
大学のあるネッカー川沿いの街並みは、ファイナルファンタジー9のリンドブルムの城下町みたいな感じ。
中心街の真ん中を抜けるHauptstrasse(ハウプト通り)には様々な店が立ち並んでいて、グルメやお土産ショッピングが楽しめます。
よく学校終わりに行った、トラムの終点Bismark platz(ビスマルク広場)から入ってすぐのところにあるパン屋で売っていたプレッツェルがめちゃウマでしたね!
普通のは、上の写真のように、ねじれたパンに塩が付いてるだけなんですが、ここのプレッツェルは何種類かバリエーションがあって、特に、バターと乾燥ネギが入ってるヤツがうまくて、しょっちゅう買って食べてました。
ここハイデルベルクには「哲学者の道」なる山道(Philosophen weg)があり、地元の人たちのハイキングコースとなっています。
この道を上っていくと、途中に古いレンガ造りの野外円形劇場があります。
観光サイトに載ってたので貼っておきます。
中世とかもっと古い時代のものかと思ってましたが、ナチス時代、今から85年前にできたものだったんですね。
特に立ち入りに制限はなく、誰でも入れるため、
ここで声楽を学ぶ日本人学生が気持ちよさそうに歌っていたのを思い出しました。
真ん中の丸く段になってる部分でわんぱく相撲大会を開いて、国際交流試合を
してみてほしい。なんて変な空想を繰り広げてしまいました笑
食のハイライトは中華!?
もちろんドイツ料理のお店もあるし、テラスで白ソーセージを食べながらビールを飲めるお店もあります。
それらは地球の歩き方にも載ってました。
が、もっとも思い出深いのは意外にも中華ですね。
ワーホリで金もなく、まだ仕事も見つけていなかった私にとって、ドイツ料理の店って高くって、しょっちゅう行けるような店じゃなかったんですよね。
しかも、やはり私も日本人。
ホームステイ先で西洋料理ばかり食べていると、食べたくなるのが白米。
・リーズナブル
・白米が食える
この2点を満たすのがずばり中華料理!
しかもどこにでも、どの国にも、どんな街にも必ず中華料理屋はある。
さすがは中国4千年!13億人の力!
私は、和洋中、色々あるけれど、世界のフードキング・オブ・キングスは中華だと思う。
中華嫌いな人って聞いたことなくないですか?
誰でも、どこでも、リーズナブルに食べられて、しかもおいしい。
中国には行ったことないし、好きも嫌いもないけれど、中華は料理の王様といっても過言ではない(小並感)
私的な意見は置いておいて、この町で中華へ食べるならここ。
って、、
閉業ってどういう意味??
これ潰れたってこと??
初めて住んだ海外の、ハイデルベルクの街で出会った日本人の学生さんや現地で日本語を学ぶオタクのドイツ人友だちをともに卓を囲んだ思い出の店だったのになあ。。
すうごい悲しい。
ここの豚肉とカシューナッツの甘酢炒めとか、四川風のまあまあ辛いマーボー豆腐とか美味しかったなあ。
こうなったらネッカー川のほとりでロシア人たちとウォッカパーティをしたことに思いを馳せよう。
10時を過ぎてちら暮れになる日の長い、涼しげな風の吹く初夏の夕方、日本代表の5人とロシア・ウクライナ連合軍+エジプト人という訳の分からない取り合わせで、あのゆるやかなネッカー川岸で飲んだ時、なかなか日本では味わえない開放感を感じました。
でかい雁がうろつくのを見ながら、ほろ酔いで川に入って泳いだのは最高でした。
しかし、開始から2時間もすれば、日本代表は完全に潰れてぐったりし、
エジプトから来たという、インテリチックな顔立ちで、ナオトインティライミみたいな麦わらと白シャツジーパンの男は、謎の葉っぱを紙に巻いて吸いながら、女の子を必死で口説いている。
その横で、ロシア・ウクライナ連合はベロベロになりながらも変わらぬペースでウォッカのボトルを空けていく。。
鯨飲とはこのことか・・・
日本代表たちが少し酔いがさめて、目を覚ましたころに、今度は酔って家に帰れなくなったロシア人を家に連れて帰り、介抱する羽目になりましたとさ。。。