海外逃亡生活②
計画
留学斡旋会社は、ネットで色々調べた結果、
ラストリゾートかウインテック留学センターという2つの候補に絞りました。
妹からの前情報により、ラストリゾートは費用がそこそこ高く、
その割にサポートがあまりよろしくないと…。
というわけでウインテックさんに電話をしてみることに。
仕事のちょっとした合間にかけてみました。
素敵な水先案内人
「お電話ありがとうございます。・・・」
すごく若めの上品な女性の声。
当時彼女もいなかった僕は、電話向こうの女性を妄想しながら、
「綾瀬はるか似か、いやちがう。高めの声だから、吉高由里子系かなー」
なんてワクワクしてました。
早速その週末オフィスを訪ねることに。
もう10年も前のことなのであまり覚えていませんが、
神戸のあるオフィスビルの何階かにある事務所を訪ねると、
あの四国の優と言われる野球の名門高校みたいな名前の某有名個人塾ばりに
パーテーションで間仕切りされた空間がたくさんある内観が目に飛び込んできた。
受付でアポイントがあることを告げると、その間仕切りされたある一角に案内された。
「こんにちは!お電話でお話しした高木(仮名)です!」
元気な声で挨拶してくれたその人は、
電話の声の予想通り、かわいらしい顔の皆藤愛子さんみたいな女性でした。
聞くと同い年というではないか!
自身も大学生時代チアリーディング部で活躍し、アメリカ留学の経験もあるとのこと。
明るく朗らかながら、芯の強さを秘めた女性という感じでした。
電話で話した内容を確認しつつ、ワーホリのプランを練っていくことに。
重視した点は3つ
1 語学学校へ通う
2 はじめの2か月はホームステイで語学実践と文化に触れる
3 歴史あるザ★ヨーロッパ的町並みのところに住む
これらを総合した結果、住む町はドイツ南西部のハイデルベルクという町で、
ホームステイ先はシュヴァルツァーさんという家庭で、大きな背丈・お腹も立派なご夫婦のおうちに決まりました。
写真の背景にはプールが!
豪邸やん!!
語学学校はF+Uという名前の学校に決まりました。
出発は6月に決定。3か月後でした。
費用や手続きの詳細はあまり覚えていませんが、いつかまた過去の資料を見ながら機会があれば書こうかな。
とりあえず初期費用として100万ほどかかったかな。
この後のビザの手続きは高木さんに色々教わりながら進めていくことになり、その他航空券などは全てセンターが担当してくれることに。
素敵な案内人にも出会い、もう心は未知の国へのあこがれでいっぱいに満たされていました。
かくして、ついに引き返すことのできない、グレートジャーニーへの第一歩を踏み出したのでした。